どのくらい温暖化が進んでいるの?

【平均気温】

 日本の平均気温は、1898年以降では100年あたりおよそ1.21℃の割合で上昇しています。特に1990年代以降、高温となる年が頻繁にあらわれています。

日本の平均気温変化.png

         日本の年平均気温の変化(1898~2018年)       

 

黒線: 各年の年平均気温偏差

青線:5年移動平均

直線(赤):長期変化傾向

 

         出典:気象庁HP

 

<兵庫県の平均気温の変化>

 兵庫県の最近の10年間の平均気温は、25年前に比べて、15℃以上の領域(黄色~桃色)が広がって、14℃以下の領域(水色~青色)が減少しています。

兵庫県の最近10年間平均気温.png

兵庫県の平均気温の変化

資料提供:神戸地方気象台

<兵庫県内各地(神戸・姫路・豊岡・洲本)の年平均気温の変化>

神戸では、100年あたり1.3℃の割合で気温が上昇しています。

神戸年平均気温変化.png

 神戸の年平均気温の変化

 

姫路では、100年あたり2.5℃の割合で気温が上昇しています。 

姫路年平均気温変化.png

姫路の年平均気温の変化

 

 豊岡では、100年あたり1.9℃の割合で気温が上昇しています。

豊岡年平均気温変化.png

豊岡の年平均気温の変化

 

洲本では、100年あたり1.0℃の割合で気温が上昇しています。 

洲本年平均気温変化.png

洲本の年平均気温の変化

資料提供:神戸地方気象台

【さくらの開花日】

 さくらの開花の時期は、10年あたり1.0日の割合で早まってきています。

 4月1日までに開花するところは、1960年代では三浦半島から紀伊半島にかけての本州の太平洋沿岸と四国、九州でしたが、2000年代では関東、東海、近畿、中国地方まで北上するようになっています。

さくらの開花日変化.png

さくら(ソメイヨシノ)の4月1日の開花ラインの変化

資料提供:気象庁HP「さくらの開花日の変化」より一部改編

 

全国さくらの開花日経年変化.png

さくら開花日の経年変化(1953~2017年)

黒線:平年差(平均開花日(1981~2010年)との差)

青線:平年差の5年移動平均

直線(赤):長期変化傾向

出典:気象庁「気候変動監視レポート2017」

 

<兵庫県のさくらの開花状況>

神戸のさくらの開花日は、50年間あたり5.2日の割合で早まってきています。

神戸さくら開花日変化.png

神戸におけるさくら(ソメイヨシノ)開花の変化(1953~2018年)

黒線:平年値

折れ線(桃色):開花日

直線(赤):長期変化傾向

出典:神戸地方気象台HP

【真夏日・猛暑日・熱帯夜・冬日】

 統計期間1931~2017年における日最高気温が30℃以上(真夏日)の日数には増加傾向が現れ10年あたり0.6日の割合で増加しています。また、日最高気温が35℃以上(猛暑日)の日数は10年あたり0.2日の割合で増加しています。特に、猛暑日の日数は、1990年代半ば頃を境に大きく増加しています。

全国真夏日猛暑日の年間日数経年変化.png

真夏日(左図)及び猛暑日(右図)の年間日数の経年変化(1931~2017年)

棒グラフ:各年の年間真夏日日数

太線(青):5年移動平均

直線(赤):長期変化傾向

 

 統計期間1931~2017年における日最低気温25℃以上(熱帯夜※)の日数は10年あたり1.7日の割合で増加しています。

全国熱帯夜の年間日数経年変化.png

熱帯夜の年間日数の経年変化(1931~2017年)

※熱帯夜は夜間の最低気温が25℃以上のことを指しますが、便宜的に日最低気温が25℃以上の日を「熱帯夜」としています。

 

 統計期間が1931~2017年における日最低気温が0℃未満(冬日)の日数は10年あたり2.1日の割合で減少しています。

全国冬日の年間日数経年変化.png

冬日の年間日数の経年変化(1931~2017年)

出典:気象庁「気候変動監視レポート2017」

 

<兵庫県の真夏日・猛暑日・熱帯夜・冬日の年間日数>

 兵庫県(神戸)の真夏日及び熱帯夜は増加傾向※が見られますが、猛暑日は変化傾向が見られません。

兵庫県真夏日&猛暑日年間日数.png

 兵庫県(神戸)における真夏日(左図)及び猛暑日(右図)の年間日数の経年変化(1897~2014年)

棒グラフ:各年の年間日数

太線(青):5年移動平均

兵庫県熱帯夜日数.png

 兵庫県(神戸)における熱帯夜の年間日数の経年変化(1897~2014年)

 

 兵庫県(神戸)の冬日は減少傾向※が見られます。

兵庫県冬日日数.png

兵庫県(神戸)における冬日の年間日数の経年変化(1897~2014年)

 ※統計期間内に観測露場の移転があり、累計の統計が行えないため長期変化傾向は表示しません。

出典:「気候変動適応計画策定資料(兵庫県)」

 

【 降水量の変化】  

 日本の年降水量には長期的変化傾向は見られませんが、1898年の統計開始から1920年代半ばまでと1950年代に多雨期が見られ、1970年代から2000年代までは多雨期と少雨期が数年毎に見られ、年ごとの降水量の差が比較的大きくなっています。

日本の年降水量偏差.png

      日本の年降水量の変化(1898~2017年)

棒グラフ:各年の年降水量偏差

太線(青):5年移動平均

直線(赤):長期変化傾向

※明瞭な変化傾向がみられないため、直線(赤)は示しません。

出典:気象庁HP

 

<兵庫県の年降水量>

 兵庫県(神戸)の年降水量には、変化傾向は見られませんが、秋の降水量は100年あたり63.6mmの割合で減少傾向が見られます。

神戸年降水量.png

  兵庫県(神戸)における年降水量の変化(1897~2014年)

神戸季節別降水量.png         兵庫県(神戸)における降水量の季節毎の変化(1897~2014年)

出典:「気候変動適応計画策定資料(兵庫県)」

【大雨】

 日降水量100mm以上及び日降水量200mm以上の日数は、1901~2017年の117年間でともに増加しています。

全国日降水量100mm&200mm.png

日降水量100mm以上(左図)及び200mm以上(右図)の年間日数の経年変化(1901~2017年)

棒グラフ:各年の年間日数

太線(青):5年移動平均

直線(赤):長期変化傾向

出典:気象庁「気候変動監視レポート2017」

 

 また、1時間降水量50mm以上及び80mm以上の短時間強雨の年間発生回数はともに増加しており、最近10年間(2008~2017年)の平均年間発生回数は、統計期間の最初の10年間(1976~1985年)の平均年間発生回数と比べて、50mm以上の場合は約1.4倍、80mm以上の場合は約1.6倍に増加しています。

全国50mm&80mm年間発生回数.png

1時間降水量50mm以上(左図)及び80mm以上(右図)の年間発生回数の経年変化(1976~2017年)

出典:気象庁「気候変動監視レポート2017」

<兵庫県の大雨の発生日数>

 兵庫県(神戸)における日降水量50mm以上及び100mm以上の日数は変化傾向が見られません。

神戸50mm&100mm日数.png

兵庫県(神戸)における日降水量50mm以上(左図)及び100mm以上(右図)の年間日数の経年変化(1897~2014年)

出典:「気候変動適応計画策定資料(兵庫県)」

 

【積雪量の変化】

 1962~2017年の日本の年最深積雪の変化傾向を、北日本日本海側・東日本日本海側・西日本日本海側について見ると、各地域とも減少傾向が見られました。10年あたりの減少率北日本日本海側で3.3%東日本日本海側で12.3%西日本日本海側で13.8%です。

全国年最深積雪経年変化.png

 日本における年最深積雪の経年変化(1962~2017年)

棒グラフ:年最深積雪

太線(青):5年移動平均

直線(赤):長期変化傾向

出典:気象庁「気候変動監視レポート2017」

<兵庫県の積雪量>

  兵庫県(豊岡)の年最深積雪は10年あたり5.2cmの割合で減少傾向が見られます。

兵庫県年最深積雪.png

兵庫県(豊岡)における年最深積雪の変化(1962~2014年)

出典:「気候変動適応計画策定資料(兵庫県)」